やるドラシリーズは一通りプレイしております。
『季節~』を書いたので残りも書くことにしよう。
■やるドラ第三弾(秋)

サンパギータ
やるドラシリーズ第三弾。
「秋」をイメージした作品です。
ダブルキャスト(夏)⇒季節を抱きしめて(春)
…ときて、このサンパギータ(秋)…。
私は先にダブキャスと季節をプレイしていたので、
「やるドラ=面白い」という刷り込みみたいな信頼感がありました。
たまたまツ●ヤに行ったらば…
そんな作品(サンパギータ)がですね…
ワゴン行き…もとい、
お得な価格になっているではありませんか!
裏の説明を読み…
萌えとは程遠いサスペンスのような硬派な雰囲気を醸し出すゲームに迷いましたが、
やるドラ初”主人公フルボイス”
という点と、声優さんが(ヒロインが林原さん)ベテランさんばかりだったこともあり
(新品未開封が700~800円だったので)購入しました。
まあせっかくなのでムービーを出してみよう。
□サンパギータ紹介ムービー
◎概要
季節は秋、合コンの帰り終電も無くなり雨の中をずぶ濡れになって帰る主人公。そんな中、路地裏でうずくまっていた一人の
東南アジア系の少女と出会う。
とりあえず自宅につれて帰り事情を聞いてみるが、記憶が失われているという。所持品の中に身元のわかるものはないかとハンドバッグの中を探ってみると、そこには
大量の現金と本物の拳銃が入っていた。不安を抱えつつも、行く当てもないマリアと主人公は共同生活をすることになる(wikiより)
・・・。
・・・・・・。
ええと、、、^^;
もうこの時点で犯罪臭さが漂ってきます。
相変わらずの記憶喪失シリーズでございますが…
”東南アジア系”だよ。
”拳銃と現金”だよ。
ヤバいだろ!?^^;ムービー見てもらったらわかってもらえるかもですが、893も出てくるし…拳銃での撃ちあいもあるし…警察は出てくるし…サスペンスって言っていいのか迷います。
ヒロインがここまで
ボコボコにされるゲームも珍しいんじゃなかろーかと思ったり…足蹴にされたり顔殴られたり…痛そうなんだよね(--;
だからこそでしょうか…サンパギータはですね…
季節やダブキャスと違って…
最初の選択肢で無難なもの(警察や病院)を選ぶことが出来ます。
そして、ヒロインとまったくかかわりを持たず平穏無事な暮らしに戻れます。
適当におっさんと酔っ払っておしまい的な話もあります。
物語としてはNGでも五体満足無事に過ごせるんだから人生的には正解の一つなんじゃなかろうかと…ゲーム自体を全否定してみたり(オイ)
だって…抗争に巻き込まれて主人公死んだりするんですよ…orz
ダブキャスでも季節でも死ぬときは死にますが、こうあからさまに犯罪に巻き込まれて高い確率で命を落としたことはないと思います^^;
しかもな、GOODEDの一つが主人公が死んでる奴じゃなかったかしら…?
システムは相変わらず快適です。
主人公もフルボイスだし、フローチャートっぽいのも見られるようにならなかったかな?
キャラデザは話にあってるんじゃないでしょうか。
歌もカッコいいから好きですね。
声優さんの演技もすごいです。
やっぱ林原さんは上手いよね。
フィリピーナのカタコトな台詞に…流石だなあと思いました。
そして肝心のお話ですが…
これは好みが分かれると思います^^;
萌え系を欲して手に取ると「…。orz」となるでしょう。
なんというか内容はすごく真面目。硬派です。
社会風刺も入ってるんじゃないかな。
東南アジア系(フィリピーナ)のヒロインとの恋愛。
不正入国とかそういう犯罪を隠すことなく書いてる点ではすごく好感が持てます。
翌朝に病院か警察に連れて行こうと思っていたらヒロイン自ら姿を消してしまいます。
私が主人公だったら、多分係わり合いを持たずこの程度の付き合いで終わるだろうな(--;
フィリピーナ+大量の現金+拳銃+付近を見回ってるパトカー
・・・。
記憶喪失は可哀想だけど自宅に連れ帰るかは流石に迷いますよね…。
私はここまでシビアなお話は読む気はあまりなく、どっちかというとほのぼの+萌えを求めていたので…システム(+フルボイス)はいいのに…と思いながらもやりこみませんでした。
麻薬、犯罪、拳銃、893、抗争、密入国…
そんなキーワードに惹かれる方にはオススメできるお話だと思います。
