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    夜ばい

    長い間まともに啓太の顔を見られないとき。
    声を聞けないとき。
    触れられないとき。

    仕事に追われ、そんな日が続くと、どんどん自分が飢えていくのがわかる。

    カツン、カツン。

    闇夜の中、しんと静まり返った寮の廊下を一人で歩くと、呆気なく惑うて堕ちる。

    啓太が欲しい、と。
    希う狂おしい心。

    「……」

    和希の気持ちを後押しするように、啓太の部屋のドアはすんなり開いた。

    (鍵をかけない啓太が悪いんだよ?)

    なんて自分勝手。
    でも、これで言い訳を一つ確保。

    (キスをして、それから……)

    欲を滲ませた瞳で見つめ、甘い言葉を囁き、唇を重ねたら、いつもより少しだけ強引に迫っても許してくれるだろうか。

    足音を立てず、息を潜めてベッドの前に立った。

    「啓太…」

    キスで起こし、耳をはみ、肌を重ねようと決めていたはずだった。
    そんな激しい衝動。
    だけど。

    (……ダメだ)

    幸せそうな微笑みを浮かべ安らかに眠る啓太を前にしたら、高ぶっていた気持ちが鎮まっていく。

    (啓太はすごいな…)

    この眠りを妨げてはいけない。
    守りたいという想いがあっという間に凌駕する。

    「おやすみ…啓太」

    たとえ幾度惑おうと。
    俺は、俺からも君を守ってみせるから。
    だからどうか今宵、側にいさせてーー。






    ☆寝顔堪能して就寝。
    翌朝啓太に叱られコースです。
    額かほっぺにちゅーくらいはしてるでしょう(ぇ)
    夜ばいしようと意気込んできたけど、あえなく撃沈した和希様でしたー(コラ)

    ベッドに入った瞬間に浮かんだので、短いけどメモがわりにUPしておきます。
    おやすみなさいー。

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    メイドのススメ4

    ※4コマ感覚で(いつもどーり!)


    +++

    バタバタバタバタバタ…!


    「ハニーっ! ハ…」

    バタンっ、ガチャ。

    「「……」」

    ドンドンドンドン!

    「……これでよし、と」
    「……あのさ和希、何もいきなりドア閉めなくてもいいんじゃ……?」
    「相手が成瀬さんだってわかってるんだから閉めるに越したことはないさ」
    「い、いやいや…そこまでしなくても…大丈夫だろ?」
    「甘いぞ、啓太。大体、成瀬さんは今回のこの企画にはほぼ無関係なんだし…」
    「え、成瀬さん…ちゃんと出演者リストに載ってたぞ?」
    「“通りすがりのテニスプレーヤー”の上に二重線引いてたけどな」
    「それは……その……」

    ドンドンドンドン!!

    「ハニー! 僕は必ず君を救い出してみせるからねー!」

    「…何から救う気だ?」
    「和希、あの…落ち着けって。な?」

    「ハニー! ハニー!!」

    成瀬の叫びは篠宮が注意するまで続いたという。





    ☆ごめんよぅ、成瀬さん…。

    キャラの設定考えてたとき成瀬さんのことうっかり忘れかけたのはここだけの話…f^_^;
    一応ちょい役ですが、彼の出番もあります…よ?(笑)

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