あー…なんでコレでフラグが立たなかったんだ…っ。。。orz
と思ってしまうお話でした。
つか、フラグ立ってたのにすれ違ったって感じだよなあ。
俺は…委員長ちゃんこと”ばさ姉(羽川さん)”が大好きです(:ω;)
□猫物語

猫物語 (黒) (講談社BOX)
感想ネタバレをちょこっと含むので、一応ワンクッション。
バレでもOKな方は「つづきを~」からどぞ<(_ _)>

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途中…すげー怖い部分がありました(:ω;)
作中で阿良々木さんも叫びましたが、私も叫びたくなりました。
辛い、マジあそこの描写はキツいし辛い…。
今回の『猫物語』は、アニメの「つばさキャット」内でもちょろりと出てきたゴールデンウィークの出来事が描かれているんです…。
羽川さんが義父に頬ぶたれてガーゼ張って、偶然道端で出くわして驚く阿良々木に「お願い、何でもするから絶対に誰にも言わないで」というようなことを言ってたあそこですな。
どんな風に殴られたのかっていう虐待の描写よりも、阿良々木さんが無人の羽川家に不法侵入して…気づいてしまったときの描写の方が痛くて怖かったよ(T□T)
『羽川家には、羽川翼の部屋がなかったのだ――』
あー、狭い家で姉妹多かったら自分の部屋なんかねぇよって思う人もいるかもですが…コレはもう実際に読んでもらったほうがいいです。orz
そういうのとちょっと違うんです。
『痕跡がない。』って書いてありました。
なまじ…阿良々木さん家が(両親は仕事で本編中は出てきませんが)姉妹(ファイヤーシスターズ)達と仲良しなので、この差が際立ちます。
おお、怖い怖い(><)
あと、ブラック羽川さんとのバトルシーン(というか対峙したとき)
4ページ強にわたる…
「死んじゃえ」
の羅列がなかなかに壮観でした。
でもなー…
ブラックでも羽川さんは阿良々木のこと好きなんだよなーって思うんだよね。
先にDVD見ちゃってるからなんだけども…(:ω;)
最初に出くわしたときは腕を千切られましたが、その後学校で出会ったときのブラックの台詞、
「お前はにゃんかこう……がんばって幸せに暮らせや、人間」
とか、阿良々木が「吸血鬼に殺される。助けて」という嘘のメール送って誘き出されるのとか読むと(後々の展開から考えても余計に)切ない。
羽川さんはこんなにも阿良々木のこと特別扱いしておるだろーと思うのになあ。
阿良々木だって…作中で、
『もうとっくに恋を越えていた』
『一生一緒にいたい、どころか。』
「だって僕は、羽川のために死にたいって思ってるんだもん」
って思ってるじゃん(><)
なぜに…失恋と結論付けるかなー(--;
別に、ばさ姉を初恋扱いしなくてもいいじゃないかーーー!orz
うぅ…怖いしマッチポンプだけど…
それでも、羽川さん好きです。
DVDのキャラコメンタリー聴いたら余計に好きになりますよ。
「つばさキャット」もよかったなー。
ブラック羽川さんが可愛かった。
あ、そっちはまた後ほど(ネタがないから小分けしないとね…;)
『猫物語』はゴールデンウィークのお話なので、ひたぎさんとかは出てきません。
出てくるのは阿良々木と羽川さんと忍野と忍ちゃん(このときはまだ忍ちゃんじゃないけども。笑)とファイアーシスターズですな。
忍ちゃんと姉妹も可愛かった。
猫読んだ後に傷と偽(上下)も読んだので、しみじみ思うのですが…
ヒロインたちみんな阿良々木のこと大好きだよねー(^^;
モテモテだよ阿良々木さん…日々変態紳士の階段上ってる気がするけどな。
あと、書いた順番が逆(化物語⇒傷⇒偽上下⇒猫)なので…
アニメ化されたときのこととかが地の文でつらつら書いてあって面白いです。
他作家の作品についても例としてあげつらってます。
地の文がすごく自由だなー。
でも、最近の作品だけでなく昔の作品も出てきたり…読書量がハンパねぇなあと思いました。
あんまり文学作品(純文学等)は真面目に読んでないので、感心すると同時に反省させられました。
あー…もっと本読まなきゃダメだね(^^;
んでは、羽川さんの決め台詞で〆ますか。
「何でもは知らないわよ、知ってることだけ――」
そんなことが言えたらいいよなー。
知らないことばっかりだから、憧れちゃうよ(笑)
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