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    【話す】エリノア

    引き続き自分メモ。

    ■氷の墓標(はか)。

    氷の基標 一柳和、3度目の受難


    エリノアさんとの会話一覧。
    (※チュートリアル直後に台所に行かないと話ができなくなる)

    ただ、チュートリアル後は他のキャラも個別イベント(スチル)があるので、セーブロードで調整かBADか他ルートにいってもいいならエリノアさんと飛ばしてもいいかも。

    だけど、エリノアさんとの話はなるべく早めにしておいた方が進行は早いはず。


    一応、会話文は畳んで文字は伏せます。

    拍手




    +++

    ■エリノアさんとの会話。
    (※文字反転)

    ◆キーワード
    ○人名
    ・日織 
    「日織とは前から知り合い?」
    「はい、伯爵のご友人でいらっしゃいますから」
    「本邸の方で何度かお目にかかっております」
    「…その、本邸に行っても着流しなんですよね」
    「ええ、いつも通りでいらっしゃいます」
    そう頷いてからエリノアさんはふと苦笑を浮かべる。
    「…おかげで若いメイド達が何かと用事を思いついて見に来ようとするのが困りものですが」
    「へ? メイドさんが?」
    「なんで?」
    「そりゃ着物だからでしょ。日本人てだけならアルの知り合いに他にも何人も居ますからねえ」
    「ああ、そっか」

    ・アル
    「アルは元気にしてますか?」
    「はい。おかげ様で」
    「この度も、一柳様や日織様にお会いできると楽しみにしておいででした」
    「そうですか。僕も楽しみにしてたんですが…」
    「こんなことになっちゃうなんて」
    「…まったくでございます」←やや険しい
    「伝言のミス等もございましたが、主人が定刻通りに戻っていれば、こういった事態も避けられたのですが」
    「え、ええ。まあそれは、しょうがないですよ」
    「で、アルは公務なんですよね? 最近も忙しいんですか?」
    「それはもう。国内だけでなく、海外も飛び回っております」
    「エリノアさんもよく一緒に?」
    「はい、同行することは多いですね」
    「じゃあ、エリノアさんもかなり大変ですよね…」
    「いえ、おかげ様で、海外のブランド品をいつも安く購入できていますので」
    「そ、そんなことしてるんですか? ちゃっかりしてますね…」
    「いえいえ。これぐらいの役得がなければ」
    「主人も私の買い物好きは大目に見てくれていますので」
    「そんなに買い物するんですか?」
    「でも、いつも執事服だと、せっかくブランド品を買っても、着る機会はあまりないんじゃ…」
    「いえ、パーティがございますから」
    「ああ…パーティの時は、ドレスだったりするんですね」
    「はい。一度、一柳様にもご覧になっていただきたいですね」
    「私、結構、サマになるんですよ。伯爵夫人だと、間違えられたこともありますから」
    「えっ…アルと夫婦だと?」
    「はい。あっ、変な誤解はなさらないでくださいね?」
    「え、ええ。それはわかってます」
    確かにエリノアさんは美人だもんなぁ。
    ドレスを着て、アルの横に並んだら、伯爵夫婦に見えてもおかしくない。
    でも…。
    「あら…その目は何でしょう。まさか、お疑いなのですか?」
    「い、いやいや」
    「ただ、アルとエリノアさんって、結構、歳が離れて…」←失礼だぞ和(笑)
    「まあ!」←顔が険しくなった(笑)
    「っ…や、すみません! 歳の差なんて関係ありませんよね?」←フォローになってないぞ和!orz
    「って…じゃなくて…!」
    「それで…フォローなさってるおつもりですか?」←怖ぇええええ(好感度下がるんじゃなかろうか。笑)
    「一応…」
    「一柳様。そのようなことでは、女性から相手にされませんよ?」
    「一人前の男性でしたら、もう少し、女心というものを理解しないと…」
    「は、はい。すみません…」
    何故か説教されてしまった。
    どうも僕は一言多いんだよなぁ…。

    ・エリノア
    「エリノアさんはルロイ本家の執事さんなんですよね?」
    「さようでございます。まだまだ若輩者でございますが」
    「ずっとアルに仕えてるんですか?」
    「基本的にはそうです。伯爵の側近は私以外ほぼ全員男性なのですが…」
    「ご公務の行き先やお会いになる方によりましては、女性である私の方が都合がいい場合もございまして」
    「主にそういう場合、私がお供をさせていただいておりました」
    「ええと…会う人が女性だとかそういう場合ですか?」
    「他の貴族の方のご婦人の中に、男性の使用人を同じ部屋に入れるのを好まないという方がおられましてね」
    「へぇ…? それって家のしきたりとかそういうのなんですか?」
    「…一応そういう事になっているようですね」
    言いにくそうに苦笑いするって事は単に男の人が嫌いだとか怖いとかそういう人なのかなぁ…。
    「まあ…今現在はそういう特殊な場合でなくともお供させていただくようになりましたが」
    「…そうですか」

    ・アデーレ
    「アデーレは、本家とはどういう関係にあるんですか?」
    「遠縁に当たりますが、割と古くから、本家とはお付き合いがございます」
    「あ、そうなんですね」
    「はい。主人とも何度か、お顔を会わせていらっしゃいますし…」
    「…ただ、それでもあの方が、シェードレ家の縁者だったとは、私は存じませんでした」←微妙な顔つき
    「え? そうなんですか?」
    「ええ、どういうわけか…」←依然険しい顔
    「聞けば、アデーレ様の母上はデリア様と従姉妹だとか」
    「それが知られてないって不思議な話ですよね」
    「アデーレは知ってたのかな?」
    「お母様に遠方へ嫁いだ親戚がいらっしゃるということはご存知だったようです」
    「ただデリア様とはほとんど面識がないようですが」
    「ふうん…」
    シェードレ家とは、本当に希薄な関係だったんだろうなぁ。
    「エリノアさんは、以前から…」
    「つまり、相続の話が出る前から、アデーレを知ってるんですよね?」
    「はい。利発で、とても優しいお方ですよ」←ここは笑顔(ってことは本心か)
    「…ちょっと難しそうな性格をしていますけどね」(←和)
    「誤解されやすいお方なのです。本当はお優しい人なのですが…」
    「変に意地をお張りになるところが、ありますので…」
    「ええ…」
    なんとなく、わかる気はするな…。

    ・アヒム ※「アヒムとは以前から面識がある」が追加(エリノア項目3)
    「アヒムさんとは以前から?」
    「はい。デリア様とこちらに来たときは同じ使用人として働いてましたから」
    「どんな人なんですか?」
    「…難しいですね。あの男は、本当に無口でして…」←考え込む表情
    「私も実は、ほとんど話をしたことがないのです」
    「そうなんですか…」
    「ただ、単純に無口というよりも、あまり、本家の人間を良く思っていないところがあるような気がしますね」
    「え? どういうことですか?」
    「あ…いえ、つい余計なことを」←ハッとしたような表情
    「今の話は忘れてください」←そこが大事なんじゃん!(><)
    「…はい」
    本家を良く思っていない…か。
    やはり、先代が孤独だったことと、関係あるんだろうか。

    ・ディルク
    「ディルクさんってどういうご親戚なんですか?」
    「ルロイ家の縁戚に当たります、ローゼンハイン家のご長男です」
    「やっぱり貴族なんですよね」
    「ええ…ですが、本家の呼びかけには真っ先に名乗り出られまして…」←微妙な顔
    「長男って事は、跡継ぎですよね? それなのに、真っ先に?」
    「ローゼンハイン夫人がぜひにとおっしゃられたそうです」
    「…やはり爵位のためなのでしょうか…」
    「………」
    「…あ、いえ、出過ぎたことでした」
    エリノアさんは少し気まずそうに目を伏せた。

    ・ドプナー ※和メモ「ドプナーの推薦状」追加?
    「ドプナーさんって、ルロイ家の親戚だったんですね」
    「アルからはそんなの聞いたことなかったんですけど…」
    「…実を申しますと、私も存じませんでした」←顔険しくなった(笑)
    「えっ? エリノアさんもですか?」
    「そうなんです。ルロイの縁者とは知りませんでした。伯爵も驚いていたくらいで…」
    「一応、ルロイ家の親戚に当たる家から縁者であるという推薦状を持っては来られたのですが」
    「推薦状って、どなたが?」
    「その縁者ですか? リットン卿という方ですが」
    「リットン卿、ですか」
    その人も聞いたことないなぁ。
    カテゴリ【人名】に『リットン卿』が追加されました。

    ここでやっとストップがかかった(笑)
    「一柳様、私のお相手をしてくださるのは非常に嬉しいのですが、お時間はよろしいのでしょうか?」
    「そ、そうですね。そろそろ行きます。ありがとうございました」

    ・デリア
    「デリアさんのことはご存知ですか?」
    「ええ、何度かお会いした事はございます」
    「どんな方でした?」
    「私が存じております限りでは、物静かでお優しい方でした」
    「…あんな事故で突然亡くなるなんて、大変残念でなりません」←頭を押さえる
    「…そうですね」←え、和はまだ事故のこと知らないだろ?!

    ・初代伯爵
    「初代伯爵のことはご存知ですよね?」
    「と、申しますと…あの忌まわしい伝承についてでしょうか?」←ちょっと険しい顔だ
    「ええ、その類のこととかいろいろと…」
    「…おそらく巷に伝わっている話はかなり尾ひれがついていると思うのですが」
    「ですよね…いくらなんでも全部事実だとは僕も思いませんけれど」
    黒魔術師だったとか、悪魔を召喚しただとか。←そこまでまだ聴いてないよね?(^^;
    全部本当だったら怖すぎる…。
    「出来ればすべて根も葉もないでたらめであって欲しいものです」
    頭が痛そうにエリノアさんは呟いた。
    とんでもない内容だし、無理もないかなぁ…。←だからまだ聴いてないってばよ(笑)

    ・アデーレの母
    「アデーレのお母さんてご存知ですか?」
    「ヴァイツ夫人ですか? ええ、何度かお会いしたことはございますが」←顔険しい
    「どんな人なんですか?」
    「そうですね…」←困ったような顔
    「…アデーレ様によく似ておいでですよ」
    「そ、そうですか」
    あのまま年を取った感じなのかな…。

    ・ルロイ本家
    「ルロイ本家のことなんですが」
    「…ええと、申し訳ございませんが…」←険しい
    「私の立場では主家のお話をみだりには出来ないのですが」
    「あ、そりゃそうですよね。すみません」
    「いえ、差し支えのないような範囲でしたらかまいませんよ」
    「えーと、それじゃあ…アル以外の本家の人たちってこの城について何て言ってます?」
    「…そうですね」←考え込むような表情
    「親戚と申しましても遠縁ですし普段はこれといって何も…」
    「そのわりにはデリア様が亡くなられた途端にふさわしい跡継ぎをと騒ぎ出すのですから長老方は…あ」
    「………」
    「…もしかして聞かなかった事にした方がいいですか?」
    「え、ええ、申し訳ありません。独り言です、お忘れ下さい」
    「わかりました」
    口うるさい長老方はエリノアさんも苦手なんだろうな。

    ・シェードレ家
    「このシェードレ男爵家についてはよくご存知なんですか?」
    「よく…と、言えるほどではございませんね」←考え込むポーズ
    「今までにお話した事ていどのことくらいしか存じませんので」
    「そうなんですか。デリアさんから何か聞いたりしたことも?」
    「ええ…この館にまつわる伝承も、けして楽しい話ではございませんし」
    「私の立場ではあまり立ち入ってお聞きするものではないと思い、ほとんどうかがいませんでした」
    「そうですか」
    エリノアさんの立場じゃそりゃ当然だろうなぁ…。

    ・リットン卿
    「リットン卿ってどんな方なんですか?」
    「縁者ではあるのですが、正直海外の方ですので…」←険しい
    「本家とはそれほどおつきあいはないのです」
    「じゃあ、エリノアさんはあまり知らない人なんですか」
    「ええ、私も数回しかお会いしたことはございません」
    「ふぅん、そうなんですか」


    ○物品
    ・手帳
    「エリノアさん、手帳ってお持ちですか?」
    「はい、携帯しておりますよ」
    「今もですか?」
    「ええ、もちろん。こちらへも持ってきております」
    執事さんだもんな。必需品の一つなのかも。

    ・眼鏡
    「エリノアさんって眼鏡が似合いそうですよね」
    「そ…そうですか? でも、案外似合わないかもしれませんよ?」
    「いえ、きっと似合いますよ。よかったら、僕の眼鏡かけてみます?」←何でだ!(笑)
    「……」←すっごい複雑な顔した(笑)
    「…実は、学生時代はたまにかけていたのですが…」
    「かけていた眼鏡が、ちょっと大きいものでして、その、あだ名が…」
    「カメレオン、と…」←それは酷い!!orz
    「そんなことが…。なんか、すみません…」
    「いえ、お気になさらず。似合いそうだと言われたのは、少し嬉しかったですから」

    この時点で項目が消えた(二つしかないからなー)

    ※「台所」を調べてカテゴリ追加
    ・食器
    「ここの食器は綺麗ですよね」
    「ありがとうございます。でも、美しいだけではないんですよ」
    「この美しい装飾の中にも気品があると思いませんか?」
    「そうですね。お皿なんか、どんな料理が乗っても良いような謙虚さといいますか…」←それって褒めてるのかな?(^^;
    「ええ。だから私も、このお皿に似合うお料理を考えるのが楽しいんです」
    「お皿もきっと喜んでますよ」

    ・調度品
    「ここの調度品は古いものが多いですね」
    「ええ。幸い、造りがしっかりしているので、そうそう壊れたりしませんが…」
    「それでもやっぱり、ところどころ傷んだり、軋んだりしてますね」
    「高級なものでも、やっぱりそうなるんですね…」
    「どんなに高価でも、形あるものは全て壊れますから」←ここで表情が引き締まる
    「…かといって、壊れても良いというわけではありませんから乱暴には扱わないようお願いしますね」
    「気をつけます…」


    ○事件
    ・クルーザー爆破事件(※証言追加は「クルーザー」の方っぽい)
    「ええと、クルーザーが沈められたときのことなんですけど、エリノアさんはどこにいたんでしたっけ」
    「母屋の、2階の廊下です。ディルク様とアデーレ様を捜しに行ったのですが…」
    「私が気付いたときにはクルーザーはもう桟橋を離れておりまして…」
    それで何事かと思って大慌てで走って出て行ったんだな。

    ・アルの伝言
    「アルの伝言の件ですが、あれから何か思いだしたことはありませんか?」
    「いえ…申し訳ございません」
    「本来なら、すぐにでも確認を取らねばならないのですが…」
    「あいにく、今のこの状況ですので…」
    「え、ええ」
    ただの伝言ミスかなぁ…やっぱり。

    ・電話
    「電話のことですけど、あれを最初に発見したのはエリノアさんですよね」
    「はい」
    「ドプナーさんは、その後部屋に?」
    「いえ、私が廊下に出た時に、そこでお会いしまして、事情を説明いたしました」
    「ああ…」
    「それで、皆さまを呼びに行ってる間、執事室を見ておいていただいたのですが」
    「その前に何か変わったことはなかったですか?」
    「執事室の側を誰かが通ったとか」
    「…いえ。そのようなことはなかったかと存じます」←考え込むポーズ
    「あの電話が…唯一の連絡手段なんですよね?」
    「はい。残念ながら…」←どうしていつも万が一を考えておいてくれないんだろう(涙)
    「最後に電話があることを確認したのは、僕らがアルからの連絡を受けた時ですか?」
    「いいえ。食堂を出た後、本邸からの連絡がないかチェックしに来ております」
    「その時には、まだ電話は存在しておりました」
    「何時ごろか覚えてます?」
    「はい。14時40分過ぎだと記憶しております」←おそらくアリバイ表作りに必要?
    「あとひとつうかがってもいいですか?」←お?
    「なんでございましょう?」
    「あの…電話本体が無事であれば、復旧は可能なんでしょうか?」
    「おそらく、大丈夫です。コードを繋ぎなおせば、それで済みますから」
    「まあ…電話本体が壊されたりしていなければ、ですが…」
    「……」

    ・クルーザー ※和メモ「クルーザー事件」エリノアの証言1と2追加(この時点ではドプナー2と3がある)
    「クルーザーのことですけど…最初に見つけたのはエリノアさんですよね?」
    「そうだと思います。2階の廊下を歩いている時に、窓の外でクルーザーが動き出しているのに気づきまして…」
    「それで1階に下りてきた時に、僕たちも一緒に食堂を出て…」
    「あの時、窓から他には何も見えませんでした?」
    「船に不審な人影があったとか…」
    「いえ。さすがにそこまで詳しいことは、わかりませんでした」
    「私もよくは確認せず、慌てて後を追いかけましたから」
    「あの船は誰でも簡単に操縦ができるんですか?」
    「簡単…とはいきませんが、私はもちろん、アヒムも操縦はできます」
    「他の人たちは?」
    「どうでしょうね。こればっかりは、ご本人に聞いていただかないと…」
    「遠隔操作とかは無理ですよね? 例えばラジコンみたいに…」
    「それはあり得ません。そういう機能はついておりませんから」
    操縦できる人を絞り込めれば、犯人も浮かび上がるかも…。←この時点ではアヒムとエリノアさんだな(ヒントなのか?)


    ○場所
    ・館について
    「エリノアさんは以前から、この館にはよく来てたんですか?」
    「そうですね…」
    「相続の話が出てから、デリア様のお手伝いのために何度も足を運んでいますが」
    「デリア様がこちらに居ることが多かったので、その度にここには来ていましたね」
    「じゃあ…エリノアさんから見て、この館ってどう思います?」
    「どう、とおっしゃいますと?」
    「…変わってますよね?」
    「…そうですね。確かに独特な構造の建物だとは思います」←考え込むポーズ
    「ただ…これまでにも主人のお供で、ルロイの館は色々と見て参りましたので」
    「この館を見た時も、それほど驚く、といったことはありませんでした」
    「なるほど…」
    まあ…谷底の、あの館に比べたら、ここの方がまだまとも…かな。

    ・霊廟
    「霊廟についてなんですが…伝承以外であの場所について、何かご存知のことはありますか?」
    「…そうですね」←考え込むポーズ
    「いえ、申し訳ございませんが、私も詳しいことは何も…」
    「…そうですか」←この反応、何か微妙ってことか?

    ・自分の部屋
    「エリノアさんはこの館に来たときはいつも執事室に泊まるんですか?」
    「ええ。…と申しましてもこちらに泊まることは稀でしたが」
    「普通は、夜には湖畔の城へ引き上げておりましたからね」
    「あ、そうですよね。それはデリアさんも一緒に?」
    「いえ…デリア様だけこちらに残られることはございました」
    「アヒムがおりますから、他の者は引き上げてもよいとおっしゃられまして」
    「ふぅん、そうなんですか」
    アヒムさんは、デリアさんに相当信頼されてたんだろうな。

    ・台所
    「ここの台所って使いやすいですか?」
    「多少、旧式ですが使い勝手はいい方だと思いますが」
    「…どうしてですか?」
    「いえ、建物が古いからどうなのかなと思っただけなんですが」
    「ふふっ、大丈夫ですよ。本家の別荘の中にはもっと骨董品のような台所も…」←エリノアさんはうっかりさんらしい。結構ぽろっと言う(笑)
    「…あ、いえ。独り言です」
    「は、はい」
    そうか、ルロイ家の別荘って世界中にあるらしいから中にはすごい古いのもあるのか。

    ・本邸
    「この館の母屋の方ってデリアさん以前には誰か住んでたんでしょうか」
    「いえ…長い間無人だったそうです」←考え込む
    「アヒムが来るまでは、この島自体が無人だったようですが」
    「そうなんですか。じゃあ、それ以前には墓守っていうのもいなかったんですか」
    「アヒムが来るまではいなくなってたようですね」
    「もっと古くにはいたらしいと聞いておりますが…」
    「なにせ、こんな所に住み込みで来たがる者は少ないでしょうから」
    「ああ、そうか。なり手はなかなかいないですよね」

    ・湖
    「この湖って夏でもずいぶん水が冷たそうですね」
    「かなり冷たいですよ。高地ですからね」
    「魚とかいるんですか?」
    「おりますよ。一応、湖畔の城の近くには漁村もございます」
    「そうなんですか。へぇ…」
    どんな魚がいるんだろう。おいしいのかな…。

    ・学校
    「エリノアさんはどんな学校に行ってらしたんですか?」
    「学校ですか? そうですね…なんてことない普通の大学ですけど」
    「執事のための学校みたいなのではないんですね…」
    「まぁ、執事は父の仕事を継いだだけですし、資格のようなものは学校に行かなくても取れましたから…」
    「それも何か凄いですね…」
    「幼少の頃から、父に執事として恥ずかしくないよう色々と教え込まれてましたから…」
    「私にとっては、交通マナーを守るのと同じぐらい自然に出来ることになってしまったんです」
    「三つ子の魂ってやつですか…」
    「三つ子? 私には兄が一人居るだけですよ?」
    「あ、いえ、幼い頃に覚えた事は年月が過ぎてもそう忘れないという日本のことわざですよ」
    「あ、そうでしたか…。すみません、日本のそういう言い回しは少し苦手でして…」
    (なんか、エリノアさんにそういう部分があると少しほっとするな…)


    ○その他
    ・霊廟の伝承1
    「あの、ここの霊廟に関しての伝承なんですが…」
    「噂だと思うんですけどねえ。ルロイというと何かと悪魔だの黒魔術だの…」
    「何代か前に、そう言っておけばルロイっぽいとでも思ったうかつな方がおられたのではないかと」←結構言うなこの人(笑)
    「あー…本家に似た話を作って縁者だってアピールしようとしたとか、そういう意味ですか?」
    「実際にあるんですよ」
    「田舎の古い教会に、初代伯爵が使ったとされる杖が飾られていたり」
    「それって偽物なんですか」
    「明らかに年代が違うそうです。わざわざ見に行かれた伯爵のご友人がたいそうがっかりしておられました」←教授か?(^^;
    「これといった名所のない田舎ですので、まあ、村おこしのようなものなんでしょうね」
    「へえ…」
    …がっかりした友人って、なんか心当たりがあるような。←やっぱりか!(笑)

    ・気候
    「この辺って夏でもすごく涼しいんですね」
    「ええ、気温の低い日は湖畔に霜が降りることもございます」
    「その分、冬になると湖面が凍り付く日も…」←言った後に険しい顔に
    「…? エリノアさん?」
    「あ、いえ…デリア様がお亡くなりになった日も、湖がガラスのように凍っていたとか」←額を押さえている
    「…そうなんですか」

    ・女執事
    「女執事ってメイドさんとは違うんですか?」
    「厳密には違いますね。メイドは家に仕えるもの、執事は主人に仕えるものです」←へぇ、そうなのかー!
    「といっても、実質的には同じです。特にここに居る間は、私とアヒムしか居ませんから」
    「家の仕事もこなして下さってますもんね…」
    「主人はここに居ませんし、今の私はどちらかと言うとメイドかもしれないですね」
    「それでもやっぱり、エリノアさんはメイドというより執事っぽいですよ」
    「服装のせいかもしれませんね。でも、ありがとうございます」

    ・メイド
    「エリノアさんは、どうしてメイドになったんですか?」←おーい、和! 違うぞ執事だぞ!(怖いなあこの質問)
    「よく間違われますけど…私、メイドではなく執事なんです」←苦笑い
    「あ、これは失礼しました」
    「本当は、仕事内容もメイドとは異なるんですよ」
    「ただ、ここでは私がメイドの仕事も兼任してますから、あながち間違いでもないのですが」
    「大変そうですね」
    「はい。特に、こんなに多くのお客様が見えることは滅多にないですから…」
    「至らない部分があれば、なんなりと言って下さいね」
    「いえ、十分よくしていただいてますよ」

    ・雪
    「雪景色って綺麗ですよね」
    「そうですね。特にここの雪景色は何度か見ましたけど、とても美しいものでしたよ」
    「寒い時であれば、湖に張った氷の上に雪が積もることもあるんですよ」
    「それはまた、見てみたいですね」
    「綺麗に積もることは滅多にないそうなんですけどね」
    「もしよければ、冬にでもまたお越しください」
    「は、はい…」
    (できれば、もうここに来るのは遠慮したいけど…)

    ・仕事
    「エリノアさんの仕事はこれで終わりになるんですか?」
    「いえ、デリア様が亡くなられても、私を派遣しているのはルロイ本家ですから」←顔険しい
    「まずは主人に問い合わせてみないと…それに、新しく当主になる方によっても代わると思いますし…」
    「まだ何も分からない状態ですね…」
    「はい。正直、不安ですね」
    「この際、誰かのところに永久就職でもできれば良いんですけど」
    「永久就職…結婚ですか」
    「もっとも、ずっと執事をしていましたので、そんな相手もいないんですけどね」
    「アヒムさん、とか…」←やめろ和ー!!(><)
    「……」←笑ってるけど笑ってない気がする(…。)
    (笑顔が怖い……)←だから言ったのに!!(笑)



    +++


    次は食堂に居たディルクさん。
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